美姫ちゃん目当てで2007年の世界選手権を見ていましたが、ふと映った男子の優勝者、ブライアン・ジュベールを見て、「ハリーポッターの眼鏡外した感じ、すごいイケメン!」と一目ぼれしてしまいました。
それからも女子をメインに主要な試合をチェックしつつ、ジュベールのことも時々気にしていました。
【ハリーポッターを彷彿とさせるイケメン選手の挫折】
そして2010年のオリンピックを迎え、このときも私は女子に集中して見ていましたが、ジュベールがショート18位というのを知り、とてもショックを受けたのを覚えています。当時私は大学生で、男子フリーは大学の休み時間に友達が携帯で見ていて、その子はフィギュアには詳しくなかったですがイケメン好きだったので、「この選手イケメンだよ!優勝候補だったけどミスしちゃったんだ。」と知ったかぶって紹介していました。
確かこのとき実況の西岡アナがジュベールを紹介する際、「この順位にいるのが信じられない選手です。」というようなことを言っていたのを覚えています。
そしてジュベールはフリーでもミスが出て本来の力を出し切れず、今までの戦績からは考えられない不本意な結果となってしまいました。
【曲に個性を乗せ光り輝く鮮烈の演技】
それから間もなく開催された世界選手権に満身創痍で挑んだジュベールは、ショートプログラムで4回転を含む全てのジャンプを決め、最後のジャンプが決まると思い切りガッツポーズし、そこから勢いに乗って駆け抜ける姿は本当に輝いていました。私はこのショートプログラムの曲「Rise」が大好きで、その綺麗な旋律に乗せ次々とジャンプを決め、パーカッションに乗せてステップで盛り上げていく姿は、彼の復活を象徴するものだったと思います。
ショートプログラムで復活したジュベールは、この世界選手権で見事銅メダルを取り、自身の実力を証明することができました。
このシーズンは4回転論争が起こった時期でもありますが、私が今まで好きになった男子選手はみんな4回転を飛ぶ選手で、私にとっては男子のプログラムに4回転は欠かせないものですが、その代表格が4回転にこだわり続けたジュベールだと思います。
さらに言えば、4回転を入れつつ自分の個性を出せる選手が好きで、ジュベールの「Rise」は技術だけでなく表現でも惹きつけるものがあり、男子のショートプログラムの中では今でも一番好きな作品です。
オリンピックから華々しく復活を遂げたジュベールですが、次回は女子でオリンピックから見事復活したあの選手についてまた語りたいと思います。
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