Friday, July 8, 2016

海外で人生初のフィギュア生観戦


羽生くんの引力により男子フィギュアの世界に引きずり込まれた私は、偶然にも2012年羽生くんとほぼ同時期に北米に渡っており、スケートアメリカに彼が出ると聞いて、勢いでチケットを取りました。

【準備万端で臨んだ初めての現地観戦】

スケートアメリカは思ったよりチケットが安く、しかも前の方の席ががら空きだったので、かなり良い席を取ることができました。

ただ大学に通っていた私は平日見に行くのは難しく、ショートは泣く泣く諦めフリーのみ観戦することにして、しかも終わったらすぐ会場を出ないと帰りの飛行機に間に合わないという、かなりの強行日程でしたが羽生くん見たさで即決しました。

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この時期はハロウィンが近かったこともあり、かぼちゃをかぶったプーさんのぬいぐるみを投げ入れ用に購入し、さらに日本国旗も手に入れ彼の名前を書き入れた即席の手持ちバナーを作り、空港では他の日本人選手へのぬいぐるみも購入し万全の状態で会場に到着しました。


会場でまず驚いたのは日本人の数で、私の周りの席はほとんどが日本人でした。

そして自分の席がリンクにあまりに近いことにも驚き、こんな近距離で選手の演技が見れるのかと興奮していました。


すると私の隣の席の方がやってきてその方も日本人らしく、その後いろいろお話しさせていただくうちに、彼女は小塚崇彦さんのファンの寄せ書き入りの日本国旗を持って来ており、多くのファンを代表して来ている凄い方だということがわかりました。

【現地観戦デビューは予想外の結末】

そしてついに試合が始まり、後半グループの6分間練習で、初めて羽生くんを含む日本人選手を生で見た時の興奮は今でも覚えています。


まず日本人選手の先陣を切ったのは町田樹さんで、ファンから「たっきーがんば!」と声援を受けていました。

彼の演技をしっかり見たのはこの時が初めてでしたが、ミスがあったものの惹きつけられる魅力があり、その時の「火の鳥」は何度も動画を見返すほど、私にとってお気に入りの作品になりました。

そして小塚くんの出番になると隣の女性が、「たかちゃんがんばー!」と大声で声援を送り、それを皮切りに続々と声援が上がっていきました。

隣の女性は小塚くんの演技中ずっと両手を合わせたお祈りポーズで、ジャンプが決まった瞬間だけ拍手しすぐお祈りポーズに戻っていましたが、近くの席にいた別の小塚くんファンも全く同じ行動を取っていて、ファンの本気の想いをかいま見ることができました。

結果小塚くんは素晴らしい演技で、隣の女性は演技後寄せ書き入りの国旗を振り、その後国旗をリンクにそっと投げ入れているのが印象的でした。

そして最後が羽生くんでしたが、私は声援を送る勇気すら出せず、手持ちのバナーを振って応援するのが精一杯でした。

そして演技序盤の4回転は目の前で転倒してその後もミスが続き、大自爆の演技に呆然としつつも一応プーさんは投げ入れました。

結果は小塚くん優勝、羽生くん2位、町田くん3位と、日本勢が表彰台を独占するという素晴らしい成績でしたが、帰りの飛行機の時間が迫っていた私は表彰式も見れず、羽生くん目当てで来た私にとってはほろ苦い初観戦となりました。

ワールド・フィギュアスケート 55

そんな初観戦だったにもかかわらず、すぐに次の試合のチケットを取り、2度目の観戦に臨む様子は次回お話ししたいと思います。

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