Monday, November 14, 2016

【最新】B級大会デビューは体力との闘い


初めてのB級大会となったフィン杯で初めて公式練習を見学し、2年半ぶりの現地観戦は初観戦の気分で試合前から濃い時間を過ごしていましたが、いよいよ試合の時間が近づいてきたので再び会場入りしました。

会場ではちょうどオープニングセレモニーが行われていて、地元の子ども達がスケートクラブごとに色の違う衣装で滑り会場を盛り上げていましたが、SMAPファンの私はこの5色の衣装を見て「SMAPカラーだ!」と密かに興奮していました。


そしてまずはペアショートが始まりましたが、フィンランドの大会ということでユーロのペアが多い中、カナダのメーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード組が出場していて、世界チャンピオンの登場で会場は大声援に包まれました。

デュハラドの圧倒的な実力と人気を目の当たりにし、世界チャンピオンの今シーズン最初の演技が観られるなんて贅沢だなあと思いながら、製氷時間中にグッズ売り場を見に行くと、パンフレットらしき小冊子が5ユーロで売られていました。

【フィン杯会場でグッズ購入】

そういえばチケットをネットで買ったときに3ユーロでパンフレットらしきものを予約したなと思い、印刷し忘れていた引き換えチケットをスマホに表示させて売り場の方に見せると「ああ予約したのね。」とすんなりそのパンフレットを渡してくれて、予約したおかげで2ユーロ得したなと嬉しくなりました。

実はスケアメで買ったジャージとロンドンワールドのパーカーを愛用していてヘルシンキワールドのパーカーも記念に欲しいなと思っていたので、59ユーロもするパーカーを寒さ対策も兼ねて購入し、さらに多機能なチューブ型の帽子も買って見事に散財しましたが、EDEAさんのグッズ売り場で運良く知子ちゃんのカードを見つけて値段を聞くと「持ってっていいわよ。」と言われたのでありがたくいただきました。


自分の防寒対策の甘さと会場の予想外の寒さで観戦中も震えていたので、買ったばかりのパーカーを早速トイレで着用し、女子ショートに備えて準備万端で座席に戻り、パンフレットを開くとそこには驚きの情報が書かれていました。


何とコリャダくんのショートの曲名が、昨シーズンから持ち越しのナイチンゲール・タンゴではなく、「The Last Airbender by James Newton Howard」となっていたのです。

実は今シーズンコリャダくんはショートもフリーも新しいプログラムを用意していたのですが、新しいショートはロシアのスケート連盟に認められず昨シーズンのショートに戻すように指示されたと聞いていたので、この曲名を見た瞬間そのことが頭をよぎり、これが新しく用意していたショートの曲なのではと動揺を隠せませんでした。

パンフレットの修正も間に合わないほどギリギリでショートの変更を言い渡されたのかな、この却下されたショートはどんな曲なのかななどと、色々考えてしまい頭がいっぱいのまま女子ショートを迎えましたが、前半グループから豪華な選手の登場で一気に引き込まれました。

【フィン杯女子ショート前半グループ】

第1グループではヨシ・ヘルゲソンの登場で会場は大いに沸き、北欧の選手は地元選手並みの声援を受けて心強いだろうなと思いつつ、ヨシちゃんの美しく力強い滑りを堪能しました。

そして第2グループでは元世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワが登場し、あまりの美しさにそれまで電池残量を考えて温存していたカメラを取り出し、6分間練習の間ずっと撮影していました。



スピンもジャンプもどこを切り取っても絵になり、撮影しがいがあるなと思いながらずっとリーザを追っていましたが、余裕のある3回転-3回転の連続ジャンプを飛んでいて凄く調子が良さそうでした。

第2グループはまずケイトリン・オズモンドが素晴らしい演技を見せ64点台の高得点でトップに立ち、ここ数年怪我に苦しんだケイトリンが久々に良い演技で嬉しかったです。

そしていよいよ「ピアノ協奏曲第23番」に乗せてリーザの演技が始まり、全てのジャンプを美しく綺麗に決めましたが特に目の前で飛んだルッツは絶品で、思ったほど点数は伸びませんでしたがそれでも62点台の高得点で、前半の2グループ終了時点で2位につけました。

製氷時間に入ると前日から空港泊で一睡もしていないのに加え、前日の深夜に空港でハンバーガーを食べて以来まともな食事を取っていなかったのもありふらふらで体力の限界を感じ、どうにか最後まで観戦し無事に宿にたどり着けるよう、近くの売店でピザ一切れとペットボトルの水を値段もろくに見ずに購入し食料補給しました。

ピザ一切れを一瞬で平らげ気持ちを奮い立たせて座席に戻り、第3グループの6分間練習が始まると大好きなポゴちゃんが登場し、あまりの美しさとスタイルの良さに疲れが一気に吹き飛びました。


こうしていよいよ応援しているポゴちゃんの演技を迎え、緊張とともに女子ショートの後半グループを見届ける様子は次回お伝えします。

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Saturday, November 12, 2016

【最新】フィン杯で公式練習見学デビュー


2年半ぶりの現地観戦はB級大会のフィン杯を選びましたが、初めてのフィンランドはわからないことだらけで悪戦苦闘しながら何とか会場に到着し、初めて公式練習の見学に臨みました。

【フィン杯初日の女子公式練習】

リンクに入るといきなり真央ちゃんが目に入り、長いこと現地観戦から遠ざかっていたのもあり目の前の光景が信じられず、夢を見てるんじゃないかとしばらく頭がふわふわしていましたが、席に着いて練習を眺めていると徐々に実感がわいてきました。

ちょうど真央ちゃんのグループが練習していたのもあり、公式練習用に開放されていたショートサイドは自由席だったので前の方は日本人の観客でかなり埋まっており、撮影が自由な海外試合の環境を存分に生かして多くの方が熱心に撮影していました。


私はというと空港から会場までの道のりが想像以上に辛かったため身も心もボロボロで、最初は写真も撮らずぼーっと練習を眺めていましたが、さすがにもったいないなと思い普段使っている小さなデジカメを取り出し撮影してみたものの、フィギュアスケーターを撮影するのはほぼ初めてだったのもあり全然うまく撮れませんでした。



そして女子の公式練習が終わったので近くのトイレに行き、一息ついてから席に戻ると一気に人がいなくなっていたので、男子の公式練習に備えて最前列に移動し、この日のために新調した高性能のデジカメを取り出しました。

【フィン杯初日の男子公式練習】

男子の第1グループは初日なのもあり二人しか練習に来ていませんでしたが、そのうちの一人がイヴァン・リギーニで、目の前で何度も両手を上げた美しいタケノコジャンプを拝めて感動しました。

そして次は日野龍樹選手のグループということで日本人の方が続々客席に戻って来る中、第2グループの練習では龍樹くんに加え、イスラエルのダニエル・サモヒンとアレクセイ・ビチェンコも登場し、初日から豪華なメンバーでした。


この3選手を間近で見るのは初めてでしたが全員驚くほど男前でイケメンパラダイスだなと思いながら、気合を入れて新しいデジカメで撮影してみましたがなかなか操作に慣れず、サモヒンくんの曲かけ練習では動画も撮ってみましたがあまりにもカメラワークがひどかったので、動画は諦め写真撮影に専念することにしました。



曲かけ練習で龍樹くんのショートの曲を初めて聴いたのですが、いきなりピロリロリンと不思議な音が流れて一気に引き込まれ、日本人でこんなユーロの選手みたいな謎めいた曲で滑る選手がいるんだなと驚き、神秘的な曲が好きな私は密かに興奮していました。



ようやくサモヒンくんのまともな写真が撮れたところで第2グループの練習が終わり、最終グループを前に製氷作業に入りました。


製氷作業中に「日本人の方ですか?」と女性の声が聞こえて、声が遠かったのでまさか私じゃないだろうと思いつつ、一応振り返ると周りに私とその方しかおらず、私に話しかけてくれたんだとわかりその方としばらくお話ししていました。

そして男子の最終グループが始まりましたが、練習に来たのはアレクサンドル・ペトロフだけで、キスアンドクライでアレクセイ・ミーシンコーチが見守る中、一人でリンク使い放題だったからかのびのび楽しそうに滑っていました。


しばらくその女性と和やかに話しながら見学していましたが、ペトロフくんの曲かけ練習が始まるとお互い撮影に集中し、ここで私は連写機能の使い方を覚え、だんだん良い写真が撮れるようになってきました。



ペトロフくんのフリーの曲も初めて聴きましたが出だしから素敵な旋律に惹きつけられ、お洒落な曲に乗せて楽しそうに滑っているのを見てこちらまで幸せな気分で満たされ、曲が終わってからもその余韻に浸っていると一緒に話していた女性も気に入ったみたいで、「今のプロ良かったですよね!」と二人で盛り上がっていました。

その後もしばらく話していて私はパトリックやコリャダくんのファンだと伝えると、その女性はネイサン・チェンを観に来たとのことで、ペトロフくんの曲かけも終わりお互い目当ての選手も来ないようだったので、二人で会場を後にして試合が始まるまで近くのマクドナルドで休憩することにしました。

話しているうちにその方も町田くんファンだということがわかりましたが、私とは比べ物にならないほど観戦歴があり町田くんファンとしても精力的に活動していて、初観戦のスケートアメリカで出会った小塚くんファンの方を思い出し、私が海外観戦で出会う人は凄い方ばかりで運が良いなと改めて実感しました。

お互い町田くんファンだとわかり意気投合して色々お話しさせていただき、久しぶりにフィギュアファンの方と交流できて温かい気持ちになり、苦労して公式練習を見に来て良かったなと思いました。


こうして試合前に充実した時間を過ごし、いよいよ初めてのB級試合を観戦する様子は次回お話しします。

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Thursday, November 10, 2016

【最新】フィン杯会場までの長い道のり


お気に入りの選手が出場すると知って勢いでフィン杯のチケットを取り、2年半ぶりの現地観戦への期待に胸を躍らせながら試合前日の夜に現地入りしました。

【ヴァンター空港で公共交通機関のチケット購入】

空港に降り立ちまず公共交通機関のチケットを探そうと思っていると手荷物受取所で早速券売機を発見し、day ticketはregional ticketしか選択肢がなく4日分を30ユーロで購入しました。

1日乗り放題のday ticketは調べていたより値段が高く、しかも出てきたのは4日後の日時が記されたレシートのような紙切れ1枚で、買った瞬間から4日間有効なら急いで買うべきじゃなかったかな、そもそもこのチケットで合ってるのかななどと不安に襲われました。

フィンランドのヴァンター空港は24時間営業のお店もありこの日は空港泊する予定だったので、夜を明かす場所を探すためお店が集まるターミナルに向かっていると、ターミナル間の通路で再び券売機を発見しました。

買ったチケットが合っていたのか確認するため券売機を操作してみるとやはりregional ticketしか選べず、説明を読むとregional ticketはヘルシンキやエスポーを含む4都市で使えることがわかりました。

後でわかったのですが私が調べていたのはヘルシンキ市内で使えるinternal ticketの値段で、ヴァンター空港で買えるのはregional ticketかヴァンター市内で使えるinternal ticketだけで、券売機によってはregional ticketしか買えないようでした。

【ヴァンター空港で過ごす試合前日の夜】

ひとまず買ったチケットでエスポーの会場まで行けるとわかって安心し、バーガーキングで電源がある席を見つけたのでパソコンなど充電しながら時間をつぶすことにしました。

この日は軽い機内食しか口にしておらずハンバーガーで空腹を満たしましたが、バーガーキングの電源は電気が通っておらず、食べ終わると再び電源のある場所を探しました。

すると24時間営業のスーパーの向かいに休憩所があり、休憩所の電源は何と電気が通っていたのでそこで夜を明かすことに決め、パソコンなど充電しながらバナーを仕上げました。

今回はコリャダくんとパトリックのバナーを用意しましたが、現地入りする前にバナーの素材を探しているとメロン風のひざ掛けを発見し、コリャダくんが昨シーズンから持ち越したショートの衣装がメロンと言われていたのを思い出し、そのひざ掛けでバナーを作ることにしました。


ひざ掛けは他にもオレンジや白など色々ありましたが、見栄えなど考えてパトリックには黒のひざ掛けを選び、色付きの紙で選手の名前を一文字ずつ作ってそのひざ掛けに貼り付け、朝方にはバナーも仕上がったのでヘルシンキに向かうことにしました。


【ヴァンター空港からヘルシンキへ移動】

バス停で待っているとシャトルバスが来たので、運転手にday ticketを見せるとこのバスでは使えないと言われ、615番のバスで使えると教えてくれましたが次のバスは数十分後だったので、寒さに耐えきれず空港内に戻って待ちました。

ようやく615番のバスが到着して行き先のバス停の名前を運転手に見せると、終点で降りるよう言われたので安心して乗り込みましたが、しばらくして突然腹痛に襲われました。

前日からまともな食事はハンバーガーだけで空港でも一睡もしなかったため体が限界なんだろうなと感じましたが、腹痛と闘いながら何とか終点まで耐えました。

ヘルシンキに降り立つと予想以上の寒さで、とりあえずトイレを探そうと近くのデパートに入りましたが何とトイレが有料だったので諦め、まずは荷物を置くため宿に向かいました。

寒空の下何とかトラム乗り場を見つけ、宿に向かうフェリー乗り場の最寄り駅でトラムを降りるとマーケット広場があり、ようやく公衆トイレを発見しましたが鍵が壊れていたようで、扉を開けられるハプニングに見舞われながら慌ただしく用を足しました。

【ヘルシンキからエスポーの試合会場へ移動】

これから宿に向かうと公式練習に間に合わないだろうと判断し直接会場に行くことに決め、トラムでエスポー行きのバスが出るKamppiへ向かいましたが、建物が広くなかなかエスポー行きのバス乗り場が見つかりませんでした。


案内を頼りに何とかバス乗り場を見つけて乗車しましたが、車内はバス停のアナウンスなど何もなかったため窓の外を凝視して会場を探し、アリーナの看板が見えたところで思い切って降車ボタンを押してバスを降りました。

しばらく歩いてやっと着いたと思ったらEsport Arenaという別の場所で、その奥に会場のエスポーメトロアリーナが見えたのでさらに歩いてようやく到着しました。


チケットを見せて会場に入ると公式練習用に開放しているショートサイドの席に案内され、リンクに入った瞬間真央ちゃんが練習しているのが見え、この2年半画面越しで見ていた世界が目の前に広がっているのが信じられず、しばらく頭が回りませんでした。


こうして長い道のりを経て会場にたどり着き、いよいよ公式練習を見学する様子は次回お伝えします。

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Tuesday, November 8, 2016

【最新】フィンランドで久々の現地観戦


1か月ほど前になりますが、2014年のさいたまワールド以来久々に現地観戦してきたので、これまで綴ってきた観戦記録を一旦中断し、記憶が新しいうちに最新の観戦記録を綴りたいと思います。

これまで綴ってきた観戦記録がリアルタイムに追いつくまでは、最新の観戦記録についてはタイトルに【最新】とつけて過去の観戦記録と区別したいと思います。

今回観に行ってきたのは、フィンランドのエスポーで10月6日から9日の4日間にわたって開催されたフィンランディア杯です。

私は欧州在住ですが、現在力を入れて応援しているミハイル・コリャダ、パトリック・チャン、そしてアンナ・ポゴリラヤの3選手が出場するということでヨーロッパで初めてB級大会の現地観戦に踏み出しました。


今シーズンのワールドもフィンランドでの開催ということで、フィンランドを訪れる方の参考になるよう現地の交通事情をまとめていきたいと思います。

【フィンランドで交通機関を利用する際のチケットの種類】

まずはフィンランドの玄関口であるヘルシンキ・ヴァンター国際空港からヘルシンキ市内へのアクセスについてですが、私は4日間バスで会場まで通うため、空港に設置されている券売機でday ticketを4日分購入しました。

ヴァンター空港で購入できるのはヘルシンキを含む4都市(Helsinki, Espoo, Kauniainen and Vantaa)で利用できるregional ticketと空港があるヴァンター市内でのみ使えるinternal ticketの2種類ですが、ワールドはヘルシンキ市内で開催されるため、ヘルシンキワールドにお越しの方はヴァンター空港⇔ヘルシンキ間の移動ではregionalのsingle ticketを購入し、ヘルシンキに到着後ヘルシンキ市内で使えるinternalのday ticketを滞在日数分購入するのがお得かと思います。

今回のフィン杯は会場がエスポー市内でしたが、私はヘルシンキ市内に宿を取っていて、ヘルシンキからエスポーまで毎日通う必要があったため、4都市で使えるregionalのday ticketを4日分購入しました。

フィン杯はここ数年ずっとエスポーで開催されていますが、来年以降もエスポーで開催される場合、フィン杯にお越しの方でヘルシンキなどエスポー市外に宿を取られる方は、regionalのday ticketを空港で滞在日数分購入するのが一番手っ取り早いかと思います。

また会場があるエスポー市内の宿をご利用の方は、宿⇔会場間の移動の際はsingle ticketを乗車する度に買うのがお得かと思いますが、毎回買うのが面倒な場合はエスポー市内でinternalのday ticketを滞在日数分購入しておくのが一番楽かなと思います。

私が空港の券売機でday ticketを4日分買った際には、買った瞬間から4日後の日時が記載されたレシートのような紙切れ1枚が出てきて、それをバスに乗る際に運転手に見せれば大丈夫でした。

ただ私は買った瞬間から4日間有効ということを知らずに空港の手荷物受取所で券売機を発見してすぐ買ってしまったため、有効期限が切れないうちに慌てて空港に戻る羽目になったのですが、券売機は手荷物受取所以外にもターミナル間の通路などわかりやすい場所に設置されているため、day ticketは現地での予定を考慮して購入することをお勧めします。

【フィンランド各地にアクセスする際のバスナンバー】

空港からヘルシンキ市内に向かう際にday ticketを使う場合は615番のバスに乗って終点のRautatientoriで降りるよう言われたのですが、私はこのRautatientoriから空港に戻る際に間違えて614番のバスに乗ってしまい、慌てて途中のバス停で降りてそこから約1時間かけて空港まで歩く羽目になったので、ヘルシンキ⇔ヴァンター空港間をバスで移動する際はくれぐれも615番のバスを利用するようご注意ください。


来年以降もフィン杯がエスポーメトロアリーナで開催される場合、ヘルシンキからアクセスする際にはKamppiというバスターミナルからエスポー行きのバスを利用することになるかと思いますが、一番会場に近いバス停に止まる109番のバスを利用するのが便利です。


109番のバスはバス停のアナウンスや表示などがありませんでしたが、Kamppiから20分ほどでアリーナの看板が見えるので、看板が見えた後右折してから降車ボタンを押すと最寄りのUrheilupuistontieというバス停に止まり、そこから徒歩5分ほどで会場に到着します。


私は朝の公式練習を見に行くため早朝のバスに乗っていましたが、日曜はちょうど良い時間に109番のバスがなかったためKamppiではなくApollonkatuというバス停から195番のバスに乗り、このバスは幸いバス停のアナウンスがあったので最寄りのJousenkaariというバス停で降り、そこから徒歩10分ほどで会場に到着しました。


フィンランドのバスは曲者で慣れるまでに悪戦苦闘したため、ワールドやフィン杯でフィンランドにお越しの方に私の経験が少しでもお役に立てばと思い、今回はフィンランドの交通事情をまとめました。


次回からいよいよ初めてのB級大会、フィン杯の観戦記録を綴っていきたいと思います。

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Sunday, October 2, 2016

世界一過酷なオリンピック選考会の結末

フィギュアスケート ソチ・オリンピック観戦ガイド (ワールド・フィギュアスケート別冊)

世界一過酷なオリンピック代表選考会となった2013年の全日本では、長かった3日間の戦いもついに終盤を迎え、いよいよ女子フリーの最終滑走者を残すのみとなりました。

【3日間にわたる死闘の幕引き】

この全日本の戦いを締めくくるのは、ショートで素晴らしい演技を見せてトップに立ち、オリンピックでも優勝候補として期待される真央ちゃんでした。

「ピアノ協奏曲第2番」に乗せてこの全日本最後の演技が始まり、音楽とともに緊張が高まっていく中、勢いよく挑んだ冒頭のトリプルアクセルはステップアウトし、2本目のトリプルアクセルはシングルになってしまいました。

しかし続くトリプルフリップを決めて立て直し、後半もダブルアクセル-トリプルトウループのコンビネーション、さらにトリプルサルコウと立て続けにジャンプを決めていきました。

続くトリプルフリップからのコンビネーションは2回転が1回転になってしまいましたが、最後のトリプルループを鮮やかに決めると、クライマックスでは観客の手拍子とともに全身を大きく使った迫力あるステップで演技を締めくくりました。

本調子ではなさそうでキスアンドクライでも元気がない表情だったのが気になりましたが、126点台という得点で最終順位は3位となり、ショートでの貯金とフリーでのミスを最小限に抑えた演技で無事に表彰台に上がることができました。

ラフマニノフ : ピアノ協奏曲 第2番 | 第3番 (Rachmaninov : Concertos pour piano 2 & 3 / Boris Berezovsky (piano), Dmitri Liss (direction), Orchestre Philharmonique de l'oural) [輸入盤・日本語解説書付]

こうして長い長い3日間の戦いが終わり、いよいよソチオリンピックの代表発表を残すのみとなりました。

【選ばれし者と選ばれざる者それぞれの想い】

この時点でオリンピック代表が決まっていたのは、男女シングルでは全日本優勝者の羽生くんと明子ちゃんだけだったので、その他の選手がどうなるかハラハラしながら代表発表の時間を迎えました。

シングルの選手はまず女子の発表となり、全日本女王の明子ちゃんの名前が呼ばれて拍手が起こり、続いて真央ちゃんの名前が呼ばれると歓声が上がり、最後に佳菜子ちゃんの名前が呼ばれて再び歓声が沸き起こりました。

女子は全日本のトップ3選手が無事に選出され、いよいよ最後は男子の発表となり、まず全日本王者の羽生くんの名前が呼ばれて拍手が起こり、続いて町田くんの名前が呼ばれると歓声が上がりました。

そして3枠目は誰だろうと緊張感が高まる中、最後に高橋大輔と名前が読み上げられた瞬間、これまで聞いたこともないような割れんばかりの大歓声が沸き起こり、会場中のファンが喜びを爆発させている様子に圧倒されました。

この日は男子の試合がなかったにもかかわらず、会場中がD1SKと書かれたタオルで埋め尽くされ最大級の歓声に包まれるのを目の当たりにして、大ちゃんがどれだけ多くのフィギュアファンに愛されているかというのを肌で感じることができました。

続いて四大陸選手権は小塚くんと織田くんが代表に選ばれ会場からおおーと歓声が上がりましたが、世界選手権はオリンピックと同じメンバーとなることが発表され、このときオリンピックにも世界選手権にも出られない小塚くんと織田くん、そして彼らのファンはどんな気持ちだろうと思うと切なくなりました。

そしてオリンピックと世界選手権の代表選手がリンクに登場し、次々とリンク中央で挨拶していきましたが、明子ちゃんに続いて名前を呼ばれた真央ちゃんはリンクに上がるとそのまま代表選手達のところへ行ってしまい、明子ちゃんに指摘されて慌ててリンク中央に戻って挨拶したところで会場からは笑いが起きました。

さらに続いて登場した佳菜子ちゃんもそのまま代表選手の列に並んでしまい、再び指摘されて挨拶しに戻るというコントのような展開に、会場は大爆笑となりました。

続く羽生くんと町田くんはしっかりと挨拶を忘れずに登場し、最後に大ちゃんの名前が呼ばれると誰よりも大きな歓声で迎えられ、こうして代表選手がリンクに出揃いました。

そして選手それぞれが自分の言葉で抱負を話し、代表選手の生の声を聴けて感激していましたが、シングルの選手で最後に話した大ちゃんは言葉を詰まらせ、まだ思いを整理しきれていない様子が印象的でした。

こうして初めての全日本の生観戦は幕を閉じましたが、この大会はそれぞれの選手にドラマがあり、オリンピック代表を勝ち取った選手はもちろん代表を逃した選手の魅力も知ることができて、私にとって最も心に残る大会となりました。

特に小塚くんの7拍子に乗せた軽快な滑りが楽しめるショート、美姫ちゃんのノーミスで復活を印象付ける渾身のショート、織田くんの猫足着氷の鮮やかなジャンプで魅了するフリー、そして知子ちゃんのどこを切り取っても美しく洗練されたフリーを観られたのは本当に幸せでした。

この全日本は選手層が厚く厳しい戦いとなりましたが、この代表選考の厳しさがこれだけ多くの心に残る演技を生んだとも思えるので、この場で素晴らしい戦いを見せてくれた選手全員に感謝しています。


こうして過酷な代表選考を経てついに迎えたオリンピックで、最も印象に残った演技について次回はお話しします。

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