お気に入りの選手が出場すると知って勢いでフィン杯のチケットを取り、2年半ぶりの現地観戦への期待に胸を躍らせながら試合前日の夜に現地入りしました。
【ヴァンター空港で公共交通機関のチケット購入】
空港に降り立ちまず公共交通機関のチケットを探そうと思っていると手荷物受取所で早速券売機を発見し、day ticketはregional ticketしか選択肢がなく4日分を30ユーロで購入しました。1日乗り放題のday ticketは調べていたより値段が高く、しかも出てきたのは4日後の日時が記されたレシートのような紙切れ1枚で、買った瞬間から4日間有効なら急いで買うべきじゃなかったかな、そもそもこのチケットで合ってるのかななどと不安に襲われました。
フィンランドのヴァンター空港は24時間営業のお店もありこの日は空港泊する予定だったので、夜を明かす場所を探すためお店が集まるターミナルに向かっていると、ターミナル間の通路で再び券売機を発見しました。
買ったチケットが合っていたのか確認するため券売機を操作してみるとやはりregional ticketしか選べず、説明を読むとregional ticketはヘルシンキやエスポーを含む4都市で使えることがわかりました。
後でわかったのですが私が調べていたのはヘルシンキ市内で使えるinternal ticketの値段で、ヴァンター空港で買えるのはregional ticketかヴァンター市内で使えるinternal ticketだけで、券売機によってはregional ticketしか買えないようでした。
【ヴァンター空港で過ごす試合前日の夜】
ひとまず買ったチケットでエスポーの会場まで行けるとわかって安心し、バーガーキングで電源がある席を見つけたのでパソコンなど充電しながら時間をつぶすことにしました。この日は軽い機内食しか口にしておらずハンバーガーで空腹を満たしましたが、バーガーキングの電源は電気が通っておらず、食べ終わると再び電源のある場所を探しました。
すると24時間営業のスーパーの向かいに休憩所があり、休憩所の電源は何と電気が通っていたのでそこで夜を明かすことに決め、パソコンなど充電しながらバナーを仕上げました。
今回はコリャダくんとパトリックのバナーを用意しましたが、現地入りする前にバナーの素材を探しているとメロン風のひざ掛けを発見し、コリャダくんが昨シーズンから持ち越したショートの衣装がメロンと言われていたのを思い出し、そのひざ掛けでバナーを作ることにしました。
ひざ掛けは他にもオレンジや白など色々ありましたが、見栄えなど考えてパトリックには黒のひざ掛けを選び、色付きの紙で選手の名前を一文字ずつ作ってそのひざ掛けに貼り付け、朝方にはバナーも仕上がったのでヘルシンキに向かうことにしました。
【ヴァンター空港からヘルシンキへ移動】
バス停で待っているとシャトルバスが来たので、運転手にday ticketを見せるとこのバスでは使えないと言われ、615番のバスで使えると教えてくれましたが次のバスは数十分後だったので、寒さに耐えきれず空港内に戻って待ちました。ようやく615番のバスが到着して行き先のバス停の名前を運転手に見せると、終点で降りるよう言われたので安心して乗り込みましたが、しばらくして突然腹痛に襲われました。
前日からまともな食事はハンバーガーだけで空港でも一睡もしなかったため体が限界なんだろうなと感じましたが、腹痛と闘いながら何とか終点まで耐えました。
ヘルシンキに降り立つと予想以上の寒さで、とりあえずトイレを探そうと近くのデパートに入りましたが何とトイレが有料だったので諦め、まずは荷物を置くため宿に向かいました。
寒空の下何とかトラム乗り場を見つけ、宿に向かうフェリー乗り場の最寄り駅でトラムを降りるとマーケット広場があり、ようやく公衆トイレを発見しましたが鍵が壊れていたようで、扉を開けられるハプニングに見舞われながら慌ただしく用を足しました。
【ヘルシンキからエスポーの試合会場へ移動】
これから宿に向かうと公式練習に間に合わないだろうと判断し直接会場に行くことに決め、トラムでエスポー行きのバスが出るKamppiへ向かいましたが、建物が広くなかなかエスポー行きのバス乗り場が見つかりませんでした。案内を頼りに何とかバス乗り場を見つけて乗車しましたが、車内はバス停のアナウンスなど何もなかったため窓の外を凝視して会場を探し、アリーナの看板が見えたところで思い切って降車ボタンを押してバスを降りました。
しばらく歩いてやっと着いたと思ったらEsport Arenaという別の場所で、その奥に会場のエスポーメトロアリーナが見えたのでさらに歩いてようやく到着しました。
チケットを見せて会場に入ると公式練習用に開放しているショートサイドの席に案内され、リンクに入った瞬間真央ちゃんが練習しているのが見え、この2年半画面越しで見ていた世界が目の前に広がっているのが信じられず、しばらく頭が回りませんでした。
こうして長い道のりを経て会場にたどり着き、いよいよ公式練習を見学する様子は次回お伝えします。
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