Monday, August 8, 2016

一目見た時から気になっていた選手の覚醒

ビューティフル・モーメント・オブ・フィギュアスケート 2012年 Beautiful Moments of Figure Skating (Beautiful Moments of Figure Skating)

2012年に初めてフィギュアの試合を生観戦した時から、中毒的にハマって何度も繰り返し見てしまう演技がありました。

それは完璧な内容ではなかったにもかかわらず、躍動する手の動きと迫力ある首の動きにより、ダイナミックな曲調を見事に表現していた、町田樹さんの「火の鳥」でした。

【1年前に見た選手の目まぐるしい成長ぶり】

そんな町田くんが1年後のオリンピックシーズンに、同じスケートアメリカの舞台で大躍進していると聞き、さらにフリーは前のシーズンから持ち越しの「火の鳥」だと知り、気になってフリーの演技を見てみました。

そこにいたのは1年前から見違えるように成長し、4回転をバンバン決めて自信に満ち溢れ、一回りも二回りも強くなった町田くんの姿でした。

冒頭で2本の4回転を決めると勢いに乗り、盛り上がる曲調に見事に音ハメされた手と首の動きで観客を惹きつけ、トリプルアクセルからのコンビネーションも見事に決め、素晴らしい滑り出しを見せました。

そして後半もトリプルアクセルを綺麗に決めると、指先まで洗練された繊細な動きで優雅な曲調を引き立て、再び盛り上がる曲調と共に次々とジャンプを決めていき、最後のジャンプを決めると最高潮の盛り上がりとなりました。

最後のジャンプを終えてから演技が終わるまでは、1年前に初めて生で観た時のことを思い出し、1年でここまで成長できるんだと感銘を受け、こみ上げてくるものがありました。

【火の鳥と相性が良い居酒屋解説】

1年前の演技は佐野稔さん解説の動画を繰り返し見ていて、1年後のこの演技も稔さんの解説で見ていましたが、ジャンプが決まるたびに「綺麗でしたねー!」、「凄い!」などと褒めちぎり、演技が終わった瞬間「偉い!」と叫んでいました。

ファンの間では「居酒屋解説」などと呼ばれ、技術的な解説をほとんどしないため賛否両論ありますが、感情をむき出しにして思ったことをそのまま口に出す稔さんの解説は、こういったダイナミックな演技には合ってるなと個人的には思いました。

1年前のスケートアメリカでも解説をしていた稔さんは、「この1年間で町田くんは成長しまくりましたね!」と、実況のアナウンサーも苦笑いするほどのフランクな表現で称えていて、彼の成長に感銘を受けているのが伝わってきました。

そして演技後のインタビューで初めてしゃべる町田くんを観ましたが、しっかりした口調で率直な気持ちと強気な目標を語っており、「絶対にオリンピックスポットを勝ち取りたいと思います!」と宣言するのを見て、目標に向かって突き進む彼を応援したいと強く思いました。


オリンピックシーズンは新たな日本人選手の覚醒とともに幕を開けましたが、これまで次々と有力選手を輩出してきたフィギュア大国日本で、大激戦と言われているチケット争いに初参戦し、ようやく生観戦へと踏み出す様子を次回はお伝えします。

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