Tuesday, December 27, 2016

【最新】シンプルな衣装でシックな表彰式


フィン杯最終日はネイサンファンの方と2階のレストランで食事しながらフリーダンスを観ていると、たまたま客席にいるネイサンとパトリックを発見し、思いがけない形でパトリックにサインをもらうことができ、偶然が重なった奇跡を喜んでいました。

ネイサンファンの方は私が差し上げたぬいぐるみも無事ネイサンに渡せたようで、お礼にと食事をごちそうしてくださり、表彰式を見届けるためレストランを出て席に戻ると、隣に座っていた子ども達が席をずれてくれたので一緒に座ることができました。

【フィン杯男子表彰式】

男子ではまず優勝したネイサンが真っ黒の練習着で登場し、続いて2位のパトリックがグレーの練習着にラメをつけた程度のシンプルな昨シーズンの衣装で登場すると、最後に3位のコフトゥンが白と黒の美しいグラデーションの衣装で登場し、男子は徐々に衣装らしさが増していくなと思いました。




フィン杯の広告自体も青と白のフィンランドカラーでしたが、表彰台なども青で統一されていて上品なデザインで、さらに男子は全員モノクロの衣装だったので、よりシックな雰囲気を醸し出していて絵になる表彰式でした。




そしてアイスダンスの表彰式も終わりウィニングランを迎えましたが、パトリックは他の選手を待たずに一人勢いよくリンクに飛び出し観客とハイタッチし始めたので、慌ててカメラを構えましたがあっという間に目の前を通り過ぎてしまい、最後に会場で撮ったのはパトリックのブレブレの手の写真になりました。


カメラを構えていたのでハイタッチもできずじまいで、せめて他の選手にはハイタッチしてもらおうとカメラを置いて手を差し出すと、あっという間にハイタッチも終わり、最後の表彰式はあっけなく幕を閉じました。

ネイサンファンの方が「サインとかもらえる状況じゃなかったね。」と話していたので、「女子の表彰式もこんな感じだったから今日もこうなるかもなとは思ってました。」と伝えると、さっきサインもらっておいて本当に良かったねと、改めて貴重なサインをもらえた幸運をお互い噛みしめていました。

こうして4日間にわたって開催されたフィン杯は幕を閉じ、お世話になったネイサンファンの方とお別れし、別れ際にご紹介いただいた真央ちゃんファンの男性とお話ししていると、何とショートの演技後に真央ちゃんに直接プレゼントを渡した方とのことでした。

私が現地観戦で出会う人は本当に凄い方ばかりだなと改めて思いつつ、パトリックも好きだと言っていたのでパトリックにもらったサインを見せると、その方もサインは初めて見たようで可愛いと言っていて、パトリックのサインは色々な方に可愛いと評判だなと嬉しくなりました。

そしてその方も20代ということで同世代で話しやすかったので、ホステルや空港泊などで節約していることを話すと、その方もホステルに泊まっているとのことで話が弾みましたが、会場のスタッフにもう閉めるからと言われたので一緒に会場を出てバス停へと向かいました。

【エスポーの会場からヘルシンキへ移動】

私はどのバス停からでもヘルシンキに戻れるのでその方の行き先に合わせて歩いていくと、よく通っていたマクドナルドの奥にスーパーを発見し、その方がご飯を買いたいとのことだったので、スーパーに寄って少し買い物しました。

その方はパトリックに平昌オリンピックで金メダルを取ってほしいとはっきり言っていて、ネイサンファンの方がネイサンはオリンピックで金メダルを取れると思うと話していたのを思い出し、二人がそれぞれ日本人ではない選手を堂々と応援している姿を見て、私も自分の好きな選手を国籍など関係なく自信を持って応援していいんだと勇気づけられました。

そしてバス停へ行くと逆方向のバスだとわかったのでその方ともお別れし、スーパーの近くのNiittymaaからバスに乗ってKamppiへと向かい、建物を出てヴァンター空港へ向かうHelsinki linja-autoasema, Kamppi laituri 7というバス停を探しましたが、歩いても歩いてもバス停が見つかりませんでした。



途方に暮れてKamppiの建物に戻り、トボトボと建物の中をさまよっていると、バスターミナルがある場所にたどり着き、気になって時刻表を確認してみると何と乗ろうと思っていたバスが載っていました。

散々外を探し回ったのに結局建物の中だったのかと拍子抜けし、さらに出発時刻を過ぎていたので乗る予定のバスは出てしまっていて、day ticketの有効期限が切れないうちに空港に戻りたかったので、初日に空港から来たのと同じルートで空港に戻ることにしました。

まずトラムに乗ってRautatieasemaへと向かい、そこから空港へのバスが出るRautatientoriまで歩いていくと、614番と615番のバス停のところに飛行機のマークが描いてあったので、これが空港行きのバス停に間違いないと思いバスを待ちました。


こうして無事空港行きのバス停を見つけて安心していましたが、ここから予想外のトラブルが巻き起こる様子は次回お話しします。

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